(株)ファンネルワークスの寺田です。
寺田さんの会社って何やってるの? とよくお声を頂きますので、
普段クライアントさんをコンサルしている中でよく出てくる課題や検証方法など、
幅広く役に立ちそうなポイントをブログで発信していきます。
記念すべき第一回はリスティングの効果測定についてです。
リスティング広告って何?
という方はグーグルやヤフーで検索をした時にPCなら検索結果の上と横に
「PR」とマークのついているあれです。
リスティング広告には検索型や・・・・
種類や特性については話し出すと長くなるのと専門外なんで割愛します。
リスティング広告は広告費の上限も決められ、比較的ハードルが低いので
代理店を通して運用をされている会社さんも多いと思います。
弊社のクライアントさんの多くも運用をされています、
弊社が代理店となっている場合や別の会社さんが代理店の場合と多種多様です。
「代理店のレポートは見ているのだけど、専門的な数字が並んでてよくわからない」
「結局、効果がでているのかよくわからない」
「惰性でやっている」
などなど、お声を頂きます。
では、そもそもどういった効果測定があるのか。
リスティング広告の効果測定でもっともわかりやすいのがCPC(広告費用÷クリック数)
広告をクリックされたらホームページなどへリンクされるわけですから、
予算内で出来るだけ多くのクリックをあつめられることが重要になります。
ただし、クリックを集めるだけでは問い合わせや売上に繋がりません。
そこでCPAといって「広告費用÷コンバージョン数」を指標とする場合が多いのですが、
最近では「リスティング広告を見た → アクションを起こす」といったユーザーの行動は少なくなっています。
ですので、広告費を10万円+手数料20%かけてるのに1件のアクションでCPA12万!
などといった結果になることもあります。
1件12万。。。
これがわかるならまだ良いのですが、企業様によっては獲得した問い合わせが
リスティング経由かどうかを測定する「コンバージョンタグ」を設置していない企業様も多数いらっしゃいます。
なぜ、代理店さんがそこを指摘しないのかは謎ですね、自分たちの企業効果をドブに捨てているようなもんですから。
おそらく、クライントが何も言って来ないからいいやってとこでしょう。
もひとつは、企業側がグーグルアナリティクスなどでサイトの解析を行なっていない場合は
代理店のレポートを見るだけになってしまいます。
「CPAが悪いのは御社のウェブサイトのコンテンツがよくないからです」
「なのでランディングページを作成してCPAを高めましょう、オフィシャルよりいいですよ」
「制作費30万です、勝てるサイトを作ります」
などといった流れになります。
まあ、それも無しではないのですがその前に自社で調べることがいくつかあります。
それは、「ずばりリスティング広告が役に立っているか」をグーグルアナリティクスで検証することです。
長くなりましたので、続きはFMD Vol.02で。