こんにちは、株式会社ファンネルワークスの寺田です。
本日のFMD(Funnel Marketeing Diary)では、『ウェブサイトの制作は制作前が大事』と題して、ウェブサイト制作に置ける準備作業について思うとことを書いてみます。
ウェブサイトを制作する際、目的によって作り方が変わるという話は前回のブログで書きました。
では、目的が決まった後に「ウェブサイト作りたいです、こんな目的で」と制作会社に伝えればOKでしょうか? 「全然OK!」 と元気よく返事する会社さんもあるかと思いますが、もっと情報をください、って言われるはずです。
・サイトの目的
・サイトの雰囲気
・予算
・広告費をかけられるか
・運用に時間を割けるか
・ウェブに詳しい人はいるか
・伝えたいことはまとまっているか
私はこれらは必ず聞きます、ただ作るだけでは無責任な仕事になってしまいますので、「多くの人にみてもらう」、「しっかりとサイトを育ててもらう」この2点の重要性を一緒に認識しながら制作準備をします。
制作の流れは下記が一般的です。
1.ヒアリング
2.サイトマップ形成
3.ワイヤーフレーム
4.デザイン
5.コーディング
6.テストサイトで確認
7.納品
ウェブサイトを制作する際には、まずヒアリングと伝えたいことや事業内容を箇条書きでも良いので提出していただき、それを元にコンテンツを整理したサイトマップを作成します。
そのサイトマップを元に更新する必要性があるコンテンツ、滅多に変えないコンテンツなどワードプレスなど更新できるシステム(CMS)が必要かどうかを整理していきます。
また、実際に更新作業をする方のスキルや割ける時間などもヒアリングし、仕様を決めていきます。さらに、「今はいらないけど、将来的に入れたい、今は更新しないけど、将来したい」などの将来もお聞きして反映させます。
サイトマップは地味な書類ですので、多くのクライアント様は「はい、いいんじゃないですか、よくわからないんで」とおっしゃります、しかし私はここをしつこくやります(笑)
サイトマップで屋台骨は決まります、また見積もりもここでほぼ決まります。よくある、「後からやっぱり追加したい」「よくよく考えたら、これいらない」「聞いてない」「言ったいわない」を極力減らす為です。
サイトマップが確定したら、ワイヤーフレームを起こします。ワイヤーフレームはサイトマップそれぞれのページをより具体的にヒアリングしたコンテンツを落とし込み、それぞれのリンク設定を検証するものです。使いやすさや情報の整理などデザイン前に固めていきます。
こちらが固まったら、ようやくデザインです。どうしてもウェブ制作というとデザインをみないとわからないとの声をいただきますが、設計が定まらないとデザインができないのが制作側の意見です。その為にこんな風にこのサイトみたいに、このデザインみたいに、といった「どんな風に」が大事になります。
デザイン確認後、コーディング(プログラム)を経て、テスト環境で確認となります。しっかりと準備をしていけば、このテスト環境で「全然違う」ということになりにくくなります。準備は面倒ではありますが、良いものを制作するにはやはり準備が大事になります。
「そんなの今までしてないよ」「できてから見せてよ」と言われますが、最悪全部作り直しになってしまい、お互い費用も時間もロスしてしまいますので、弊社ではできる限りご理解をいただき進行をしています。
ウェブサイトの値段は前のブログでも書きましたが不明瞭なケースも多々あります。見積もりだけでなく、制作に対してのアプローチもしっかりと判断基準に入れてみてください。
それが今回のタイトル『ウェブサイトの制作は制作前が大事』です。
FMD(ファンネルマーケティングレポート)バックナンバーはこちら
FMD Vol.01 『リスティング広告の効果測定についてか』
FMD Vol.02 『(続)リスティング広告の効果測定についてか』
FMD Vol.03 『(続々)リスティング広告の効果測定についてか』